SILCA 3Dプリント ディレイラー・ハンガー
お客様からの問い合わせで、比較的に多いものが「ディレイラー・ハンガー」です。
ディレイラー・ハンガーは正規輸入品の補修パーツですから、お客様から問わせを受けた場合
フレームのシリアルナンバーや車種を確認してからメーカーに注文します。
とりわけレース系のユーザーはディレイラー・ハンガーにダメージを負うケースが多いです(^_^;
一般的に純正品を使うことの多いパーツなので、精度の悪い物を取り付けしたくない
そこでSILCAの出番です。
SILCAは、自転車の小さなパーツではあるけれど、大きな可能性を秘めているパーツに着目しました。
SILCAのディレイラー・ハンガー。
特徴は3Dプリント技術を採用したチタン製であること。
軽量性、剛性、そしてフレーム保護を高いレベルで達成したディレイラー・ハンガーです。
電動式のシフトは速さだけでなく、瞬間的に駆動パーツにかかる力も相当なものです。
悪い例を挙げると、低品質のアルミプレートで作られたそれは、シフト中に最大で4度曲がることもあり、
これによりシフトの精度が悪化し、結果として変速が遅くなることもあります。
SILCAのディレイラー・ハンガーは最新のAI生成で高度な3Dモデリングを行い、
その構造に破断ノッチが設けられています。
このため落車などでフレームが衝撃を受けた場合、ハンガーのノッチがカーボンフレームより先に破断するため、
フレームを保護できる可能性が高くなります。
軽量性と剛性でいえば、SILCAのチタン製ハンガーは、
アルミ製のハンガーよりも 2~7倍剛性が高く、モデルによっては 2~6グラム軽量です。
また、ダイレクトマウント用はアセンブリからのダイレクトマウントリンクを無くすことで、
8~12倍の剛性と4~10グラムの軽量化を実現します。
最後に、これはあまり知られていないことですが、SILCAの3Dプリントハンガーは、
すでにワールドツアーレベルの実戦に投入済みです
2023 年のツール・ド・フランスの2つのステージで勝利を収め
集団落車に遭ってもディレイラーの位置合わせに大きな狂いが生じなかったとのこと。
ディレイラー・ハンガーに純正品と並ぶ、信頼性の高いニューアイテムが選択肢に加わりました。